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この意識が欠けている経営者は「資金不足→借りて安心」
を繰り返し、いずれは銀行にリスケジュールをお願いせざ
るを得なくなります。さらに今のように融資審査が緩い時期は、リスケでは会社再建が不可能というレベルまで負債
を増やしてしまう企業が増えますので、注意が必要です。
「銀行が融資してくれたから当社はまだ大丈夫」というような他力本願的な妄想はさっさと捨て去りましょう。
さて、この適正な借入金について現在、銀行は「債務償還年数」という指標を用いて債務者企業の格付けを決めており、我々中小企業もこの数値をコントロールしていくことが経営の一つのポイントになってきています。
債務償還年数は、簡単に言えば「営業収益で返済すべき債務を何年で返せるか」というもので、次式で表されます。
●債務償還年数=要償還債務÷営業キャッシュフロー
要償還債務とは、利益で返済すべき債務のことで借入金の総額ではありません。これは次式で求められます。
●要償還債務=借入金、社債、割賦等の未払金
ー正常な運転資金(営業債権+棚卸ー営業債務)
ー売却できる資産の売却可能額
ー現預金
一方、営業キャッシュフローは次のように簡易に算出した数値が用いられます。
●営業キャッシュフロー=経常利益+減価償却費ー法人税等
この債務償還年数が10年以内であれば、財務状況は良好と判断されます。つまり返済力が十分あるということです。
既に借入が多くなっている会社も、この10年を目安に営業目標を立て、借入金依存度を徐々に落としていくのが上手なやり方です。
※ブログの方でも順次解説していく予定です。
→ http://blog.livedoor.jp/yasudakeiei/
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